野音こと日比谷公園野外大音楽堂。あなたの好きなアーティストの野音単独公演が決まったら、ライブ経験が少なくてもぜひチケット買って行ってみてほしい。
野音といえば大阪にも大阪城音楽堂があるけど自分は行ったことがないのでここでは割愛。でも大都市の立地やキャパ・座席などが似ていて、アーティストやファンが持つ思い入れも近いです。大阪の野音にも行ってください。
僕が今までチケットを買った野音単独公演は、でんぱ組.inc、BiSH*1、GANG PARADE、クリトリック・リス、lyrical school*2、PIGGS。あと田我流のも行く予定。
こういうアーティストの曲を聴く人が言ってるんだなと思ってくれればOKです。
理由1:たぶんもう野音でやらない
何度も野音公演をやる稀有なアーティストを除けば、野音は一回きりになるかも。
まずは天気。野外なので開催が運頼み。
次にキャパ。座席は全部で3,053席。このキャパの会場はあまりない。これ以外の会場は500~1,500席くらいか10,000席以上。
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何度も野音に立てるアーティスト(コンスタントに3,000人集められるアーティスト)は天気に左右されない同キャパのLINE CUBE SHIBUYAとかZepp Tokyoとかを選ぶと思う。
理由2:かなり意味のあるライブになるから
理由1にも書いたけど多分もう野音でやらない/やれない。3,000人以上、10,000人以上を集められるアーティストへの成長の通過点になるパターンと、普段の集客がもっと少ないアーティストがメモリアルなイベントとして開催するパターンのどちらかになることが多いと思う。アーティストはいつも以上にソールドアウトを目指しているので、ファンとしてチケットを買い空席を埋める必要がある。同じ規模の会場ならLINE CUBE SHIBUYAとかZepp Tokyoとかだってと思うかもしれないが、体感では野音の方がアーティストや運営の熱量が高い気がする。
とにかく野音のキャパ3,000席は分水嶺。どちらのパターンであれ「あの野音は大事なライブだったんだ」と思い返すことになる。
理由3:野外はエモい
四季や天候を感じながら見る野外ステージはそうないし記憶に残る。それが大きな意味を持つ単独ライブであればなおさら。もちろん気温の問題や雨天など良いことばかりじゃないけど、屋外だからこそ感じる清々しさがある。
野外の良さの一つとして、自分たちが応援しているアーティストの世界が会場を越えて街に広がっていくのは……良い……
あ、あと隣が公園なので開演前にファンが集って記念写真を撮るのも良い感じ。
遊び人集合写真@日比谷野音
— 遊び人企画_広報部 (@asobininkikaku) 2019年5月28日
撮影:Nagaiさん(すぺしゃるさんくす)#遊び人#ギャンパレ野音 #限界挑戦巡業 pic.twitter.com/nNBXp7C1oE
日比谷単独は夕方開演夜終演が多いので特に日の長い夏は白昼・夕暮れ・宵の口を体感できて最高。
理由4:誰もが見やすい座席
小さなライブハウスや大きい会場のアリーナは同じ高さの席に人が並ぶので、背の低い人は前が見えない場合が多い。座席がないライブハウスはおしくらまんじゅうになるので落ち着いて見れない。*3
野音は一列下がるごとに高くなる座席が扇形に広がっているので、どこの席からもストレスなくステージを見下ろすことができる。遠近の差はあれどとても見やすい。
理由5:野音が建て替えられる
2023年で100周年を迎えた野音は、老朽化のために2024年10月1日から休止となり建て替えられる。
“音楽の聖地”東京・日比谷野音、来年10月から使用休止 老朽化により建て替えへ - 音楽ナタリー
せっかくなら今の野音を体験しておこう。
まとめ
個人的には理由2が大きいかな。きっと大事なライブです。見に行ってください。